理由

しじみが栄養素と注目された時期はいつ?

ここ数十年の間、日本の食卓は大きく変化してきました。
日本の食文化である和食が減ってしまい、洋食中心の食生活になってきています。
それと同時に外食文化も盛んになり、普段から外食をする人たちが増え、料理をする人が減ってきました。
それは一般家庭よりも、一人暮らしなどをしている独身世代に特に多くみられる傾向にあります。

一人暮らしの女性や男性などは、仕事などで残業も多く不規則な生活習慣になりがちです。
なので自分で調理することも少なく、インスタント料理や総菜やお弁当などを買って食べるという人も多いです。
そういった独身時代を過ごして結婚をすると、どうしても料理が上手になる人は少なくなってしまいます。

その結果、手作り料理からかけ離れてしまう家庭が増えています。
その様な食生活になったことで、魚介類不足が深刻な問題になっています。
カルシウムが不足してしまったり、体に必要な栄養素を確保しにくくなっています。

魚介類の中でも特に貝類に関しては、消費量が一気に減ってしまっています。
それも下処理などに時間がかかり、すぐに調理ができないのも消費の低下につながっている要因だといえます。
貝の中でもしじみには豊富な栄養素が含まれていることが注目されています。

しじみには、オルニチンという成分が一番含まれている食品として知られています。
オルニチンには、肝臓の解毒作用に効果が期待できます。
なので普段から毎日お酒を飲んでいる人や休刊日などを作るほどの愛飲家にはとても重要な成分です。

肝臓の負担を減らしてくれるので、体の回復もとても速いです。
そんなしじみの栄養素に気付いたのは、かなり昔の話です。
すでに江戸時代には気づいていて、二日酔いの翌日の朝にはしじみ汁を飲むのが習慣化されていた地域がありました。

また昔は産後の母体が細菌などに感染してしまい、病気でなくなってしまう人も多かったです。
出産では出血も貧血になってしまう人もいます。
そして出産後に、母乳を与えていると体の栄養素が吸収されて、体重が一気に減少したり体の回復に時間がかかってしました。

そんな産後に必要な栄養素がしじみには豊富に含まれていて、鉄分やミネラルが貧血予防や免疫力をあげて感染予防につながっていました。
なので昔から産後にしじみの料理をよく食べられていました。
しじみは江戸時代よりも前からその栄養素に注目され、積極的に摂取されていたことが分かっています。

このページの先頭へ