理由

しじみはどうして砂を飲むの?

しじみは昔から体にいいものとして、好んで食べられている食品です。
特に肝臓に効果的だということは、江戸時代から知られています。
お酒を飲み過ぎてしまった翌日の朝食にしじみ汁を飲むと二日酔いに効果的だと飲まれ続けてきました。

特にしじみにはオルニチンという成分が最も多く含まれている食品ということが注目を浴びています。
オルニチンはアミノ酸の一種で、体の中に常にある成分の一つです。
オルニチンは摂取すると、まず腸で吸収されてきます。

そして体中に運ばれ、肝臓や腎臓や筋肉へと運ばれていきます。
中でも肝臓にたどり着いたオルニチンは、体に有毒であるアンモニアを解毒する働きをサポートしてくれます。
肝臓では、アルコールなどの分解に大きな役割をしています。

肝臓は体の臓器の中で、沈黙の臓器といわれています。
だからこそ普段から肝臓の負担を軽減するということがとても重要です。
しじみは積極的に摂取したい食べ物ですが、食べた際にじゃりっと砂を食べてしまったという経験がある人もいるでしょう。

せっかく豊富な栄養素も、砂を食べてしまうとおいしさも半減してしまいます。
そして何より食べたくないと感じてしまう人が多いのではないでしょうか。

なぜしじみは砂を含んでいるのでしょうか。

しじみなどの貝類は普段から砂の中に潜って生活しています。
なので砂に囲まれてた生活をしているわけです。
そんなしじみが、えさなどをとりにいったり砂に潜ったりなどの動きをします。

その時に舌のような物を出しで足として使い、移動していきます。
特に砂に潜るときに、足が出ているので、砂が貝の中に入り込んでしまいます。
私たちがしじみを食べたときにじゃりっと感じるため貝の身の中に砂が入っているのではと思いがちです。

しかし、しじみの場合は貝の中にあるのではなく、砂が上に乗ってしまっているだけです。
そうなると本来は塩水につけて砂抜きをする必要がありません。
熱湯などに茹でるときに出た砂が底に残っている状態であれば、砂抜きができているという状態になります。
なので他の貝に比べて短時間で調理することが可能です。
なぜ砂が入ってしまったのかという理由が分かるだけで下処理にも大きな違いが出てきます。

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